>> このシリーズでの勝手な設定事項は以下のとおり

◇ 泰明が現代に来てから3年ぐらいして泰継が現代に。なんとなく同居中の2人です。
◇ 泰明はあかねとあかねとあかねとプリンが大好きな社会人(一応働いています)
◇ 泰継は学生さんの身分を得て、暢気に大真面目に花梨に尽くす日々。趣味は苔盆栽のお世話。高倉家の柴犬が心の友。
◇ ここでのあかねさんは大学生。あいかわらずトンチンカンな安倍兄弟の躾けに忙しい日々。時には鉄拳を飛ばしデコピン制裁も。
◇ 花梨さんは高校生。お祖母さんと柴犬と一緒にお庭のあるお家に暮らしています。
◇ 泰たちは当然神子たちにメロメロ。力関係は「神子>>>泰」なかんじで。
◇ 管理人は、花梨さんがEカップであると信じて疑いません!(ちっとも話に反映されず)
◇ さらに蛇足ながら、あかねさんはCカップ(美乳)設定です!(ちっとも話に反映されず)
◇ なんとなく時系列順ですが単体でも読める話です。そもそもUPしてきた順番がばらばらなんです…(伏し目)

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 甘いお話かどうかって訊かれた場合、私自身はちょっと判断に困るのです。自分では甘いかなって思っていても人によっては違うだろうし。また逆の感想だったり。とにかく、それは読み手の感性に委ねられるものだから。
 甘い/悲しい/切ない/楽しい/etc の感覚的なジャッジは、個々の読み手のものです。その固有の感覚に対して、予め書き手側からチャートを示すような野暮なことはいたしたくはございません。ただ、願わくば。こうなふうに彼らのことを好きなんだ、という書き手側の意識を、寛容に許しまた冷静に距離を保って見守っていただければ、と思います。
 そもそも書きたいと思ってここに取り上げたテーマは決して恋バナに限られたものではありません。愛だ恋だ、よりも、ずっと深いことを問うような、そんな彼らのキャラクター設定が大好きで出来たお話です。
 「彼らにとっての幸せ」に纏わるいろんなことを考えて、ああだこうだと悩みつつつくりました。結果として、「哲学、時々、恋バナ」―――話題としては、そんな形になっているのかもしれません。

 そんなふうにたいそう拙いものなのですが、お暇な折にゆるりとお付き合いいただけたら嬉しいです。

トンビ